こんにちは、ともです。本日は「RTX2070の消費電力」について紹介します。
最近は電気代が高騰しております。RTX2070の消費電力は185Wです。ゲーム中などの高負荷がかかっているときやスリープ中など負荷がかかっていないときでどのくらい消費電力に差があるのか気になりました。
そこで消費電力を計測できる機器で実際に計測してみたので、よければご覧いただけると嬉しいです。
- RTX2070の消費電力
- 毎日ゲームした場合の電気代について
使用するPCのスペックを紹介
計測する前に使用するPCのスペックを紹介します。
グラボ以外にも電力は使用します。例えばグラボほどではありませんが、CPUもそれなりに消費電力が大きいです。
他にもPCに挿しているUSBやHDDの数等によっても多少前後します。
パーツ | 名称 | 備考 |
---|---|---|
CPU | Ryzen 5 7600 | TDP 65W |
グラボ | Gigabyte RTX2070 | TDP 180W |
SSD | Lexar SSD M.2 2TB | |
マザボ | ASUS TUF GAMING B650M-PLUS | |
PCケース | NZXT H6 Flow Black | |
CPUクーラー | MUGEN6 BLACK EDITION | |
電源 | CoolerMaster V1200 Platinum | |
メモリ | 【Amazon.co.jp限定】CORSAIR DDR5 32GB [16GB×2枚] | 中古で購入 |
OS | Windows11 | Windows10からアップグレード |
消費電力の計測結果
早速ですが計測結果をお伝えします。
PC起動時や通常使用時、スリープ時及び高負荷時をそれぞれ計測しました。
ゲーム中は測定できないため、FF15ベンチを起動して、起動中の使用電力を計測しました。
計測に使用した機器はET30Dを使用しました。
以下は計測時の画像です。
アクション | 消費電力(W) |
---|---|
PC起動時 | 150~170 |
通常使用時 | 120~140 |
スリープ時 | 0※1 |
FF15ベンチ起動時 | 300~320 |
FF15ベンチ通常時 | 240~260 |
FF15ベンチ高負荷時 | 280~330 |
- 5W未満は計測不可 ↩︎
FF15のベンチ計測結果も添付します。
一番消費電力がかかった場所は、鳥のようなペットに乗るところで330Wを記録しました(FFやったことないので名前わかりません…)
戦闘時などは280W~300Wほどでした。
戦闘中の消費電力が一番高いと思っていましたが、意外なところが一番高かったです。
電気代を計算
では実際にどのくらい電気代がかかるか計算してみます。
政府広報オンラインによると、1時間100W使用で約3.1円かかります。
例えば毎日平日2時間、土日5時間ずつゲームした場合、毎月の電気代を計算してみます。
ゲーム中の消費電力は300W、平日は20日、土日は10日と仮定します。
1時間あたりの電気代: 300W×3.1円 = 9.3円
平日: 20日×2時間 = 40時間 → 40時間×9.3円 = 372円
休日: 10日×5時間 = 50時間 → 50時間×9.3円 = 465円
毎月の電気代: 372円 + 465円 = 837円
その他にもモニターや蛍光灯などの電気代もかかるので、約900円です。
毎日ゲームしても思ったより電気代がかからなくて良かったです。
HDDやSSDの消費電力は?
余談ですが、SSDやHDDに書き込みをした際の消費電力を計測してみました。
M.2とHDDの消費電力が全然違うようで、高負荷時に消費電力に差があるか気になりました。
CrystalDiskMarkというソフトを使用して計測してみました。
ベンチ先 | 消費電力 |
---|---|
Lexar SSD M.2 2TB | 130~140 |
HDD 2TB(名称不明) | 130~140 |
予想ではHDDに負荷をかけているときのほうが消費電力が高いと思っていたのですが、実際は全く同じでした。
ベンチマークのスコアは驚くほど違いました。
一般的なSSDの速さは500MB/sと言われているので、M.2の速さにはびっくりしました!
まとめ
今回はRTX2070の消費電力と電気代について計測しました。
消費電力は思ったより高かったのですが、電気代は思ったより安いというのが個人的な感想です。
ちなみにPCパーツであまり意識されず、消費電力の高いパーツが消費電力が高いのがモニターです。
DELLの古いモニターは90Wほどだったのですが、新しいモニターを購入したところ30Wまで下がりました。
PCの内部パーツばかりに目が行きがちですが、モニターなどの周辺機器を10年ほど使用している方は買い替えを検討してみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!